2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

だいぶ前

に送ったレフェリーのレポートが届いていないというメールが来た。Webにアップロードしたのだがシステムがダウンしているようだ。そもそもレフェリーとしての登録もうまくいっていないようだったし、中途半端に電子化すると失敗する一例かもしれない。(追記…

東京

早稲田でセミナーをする(3月7日)の翌日の予定が決まっていなかったが、やはり航空機実験のデータを見にいくことにした。肝心の実験をやった人は当日不在とのことであるが、佐野さんと議論することになった。こちらでもほぼ同じ状況のシミュレーションを…

モデル

を大体、理解する。後はM1に説明するために整理する。ほぼこの路線でいいことが確定したので改めて見ると絶対誰かやっているな。この路線が既知だとしても後の結晶系の融解に役に立つ筈。

極端大仏率

に懐かしいネタがあったので書いておく。高2の終わりに文系か理系を選択することになったのだが、父親は「おまえは屁理屈がうまいから法学部に行け」という訳の分からないことを言い出し、どっちかといえば理系志望の僕が頑なに理系に固執するようになるき…

原稿

にAppendixを加える。接線方向の反発係数の話。原稿はJenkinsのコメント待ち状態。

KT転移

で剪断をかける話を考える。M1に話すと興味を持った。

ShearとKosterlitz-Thouless

をかけて検索すると殆どひっかからない。2次元Meltingの本質はKT転移にあり、shear-induced meltingの研究は沢山あるのだが、両者を融合して考える人はあまりいないのか、描像が間違っているのか。辛うじて昔読んだBenetatos and Marchettiが該当するのか。…

試験監督

に大学に来る。もともと後期日程の監督の筈だったが、某先生の急用によって急遽今日に変更になった。2次試験の監督をするのは殆ど記憶にない。初めてかもしれない。助手の時代はほぼ毎年丸二日間共通一次(或いはセンター試験)の監督に拘束された。京都に…

粉体研究の行く末

波多野さんと御手洗さんをお呼びして議論したことは非常に刺激になった。興奮さめやらずというところである。出来るかどうかは別にして、議論を通していろいろな方向への発展性が見えてきた気がする。「粉体を理解できるか」という無責任かつ挑戦的なフレー…

荒川の金メダル

は予想以上であった。この結果は日本以外では驚きをもって迎え入れられたことに違いない。もっとも最終組前の練習でコーエンがジャンプで2回転倒したのを見て、銀以上であることを確信していたのだが、まさかスルツカヤまで転倒(とミス)するとは思わなか…

午後は

御手洗さんの第2部。昨日レビューで終わってしまったので、オリジナルな部分の話である。11月の研究会で聴いた話であるが、その後の進展も含めて時間をかけて議論をした。

午前は

ゲストお二人を前にして齋藤君が修論の内容を2時間半発表。途中細かい点まで、ばしばしと的確なお二人のコメントが飛ぶ。まとめる上で非常に参考になった。有り難いことである。

セミナー後は

スピーカーと西野君を交えて会食。

波多野さん

はここ半年程でやっている3次元の大規模シミュレーションの結果。実は定圧剪断系なので、GDRMidiの話と本来同じ筈だが、前者が2次元系での結果であるのに対し、3次元では全く異なる結果をだし、更にきれいなスケーリング則っぽいまとめ方を行ったのは見事…

御手洗さん

には粉体レオロジーのレビューをお願いした。細かい点まで質問でき、意見も心ゆくまで戦わせた。お願いしたのはBagnold scalingに関するまとめで、後半のものはフランスのGDRMidiの新たな視点によるuniversal creep flow領域のレビュー。セミナー前にいろい…

午後は遠方からスピーカー2人をお呼びした特別セミナー

温度ギャップ(管の接続点での)

は単純に考えることが可能なようだ。少なくとも熱流と熱伝導率はロングタイムテールを単純に考慮した話と整合している。温度ギャップも熱流で決まる分布関数を使えばいいのではなかろうか。

今朝のニュース

を視ると、女子フィギアで荒川が2強に肩を並べて、村主が5位と差のある4位になっている。警戒されていた地元選手等は下位に沈んでいたので、どちらかがメダルを取る可能性が高くなった。ということで日曜の予想はちょっと外れそう。明後日はちょっと早起…

科研費と受託研究費

を使い切る。後は校費だけなのだが、法人化以降、何故か三種類(使えない管理費も加えると四種類)に分類され、それぞれ独立に使わないといけないので極めて使いにくい。しかし、これもほぼ使い切ったので、後は雑費を消費できるのみ。因みに科研費の報告書…

トリノ五輪

も中盤を過ぎたが、予想通りというか懸念通りメダルはゼロである(2月9日の日記参照)。今回はおそらくメダルゼロで終わるだろうが、マスコミはこの期に及んでも強気の予想を崩さない。もはや情報操作を通り越して神頼み状態にも見える。今回男子のスピー…

科研費報告書

の作成にとりかかる。実は作成は初めてであるが、すぐ終わると思いきや、全然駄目。研究会の発表なんて覚えていない。ただ自分で喋った分についてはパワーポイントファイルがあるので、それを見れば何とかなる。論文が少ないな。質については言わずもがな。

ファイルサイズ

の縮小はうまくいかず。そもそもの粒子配置の時間発展の元図がないので、そのepsをいじっても埒があかない。解像度を落としてpdfに変換するとトラブルあり。それだけでなく図の重複があり、いろいろといじる必要がある。間に合うか。

衝突

の議論。平均が1を越えてもきれいなガウス分布になっている。コンピュータが混んでいてあまり新しいデータは出ていないようだ。とりあえず揺らぎの定理が見えるだろうということでデータの整理を試みることになった。

ポスドク支援

のプロポーザル(ものすごい量)が送られてきた。どうしたらいいのかね。

結局

昨日挙げた2つの論文は特に致命傷にはなっていないことが判明した。状況が異なると結果が随分違う。彼らの論文はBagnoldでまとめられる話になっている。原稿書きの続き。今回の仕事は粉体ガスには今更新しい理論は要らないという話になっていて、ある意味興…

 思いがけない

メールがあった。断りたいのは山々だが、大事なことでもあるのでおいそれと断れないかな。

文献

として重要そうなのがこの期に及んで出てきた。投稿した後にほんのちょっと前に全く同じ論文が出ていて結局没にせざるを得なかったこともあるから気が気でない。今回はHaitaoの学位論文を予めよく読んでおけばよかったのかもしれない。しかし結果は随分違う…

Jenkins

に論文のことで連絡を取る。何せ、今執筆中の論文はJenkins & RichmanとYoon & Jenkinsの検証の様な論文だから。もうCornellに滞在したのも4年前になる。ちょうどソルトレークシティーオリンピックの最中であった。今、やっていることは、ある意味でその頃…

論文執筆

は図をばしばし貼り付けて、何とか格好がついてきた。勿論推敲はまだまだ必要なのだが、形が見えてくるとあと、一息という気がする。論文はGranular gasに単純剪断をかけた場合については網羅的に解析したことになっている。しかし既存の研究と重なる部分も…

学問の系譜

の原稿直し。青木さんに送ったら懇親会の記録は物理の素人が取ったそうである。道理で研究会の記録がしっかりしているのに比べて懇親会がはちゃめちゃな訳である。そもそも懇親会でいい加減なことを喋っているのに記録に残ったのはまずい。