2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本帰国

機内であまり眠れなかった。

ETH

へ。学生が迎えに来たので楽ちんだった。その学生やKadauとの議論の後、セミナー。セミナーには格子ボルツマンで知られているSucciも参加して、興味を持っていろいろ質問をしてくれた。勿論Hansが一番質問をしたが、他にもたくさんの質問があったのは嬉しか…

Konstanz

でのセミナーの日。朝に一くさりFuchsに細かいところまで議論をしてから、実験家一人とFuchsグループの3人と精力的に議論。彼等の仕事は非常にimpressiveであった。(こっぱずかしいことにエレベーターの前には僕の写真が貼ってあったが)セミナーでは幾つか…

移動日

ネックはSt. Pancrus=King's crossとKonstanzを降りてからだった。実際、King's crossでは目的のピカデリーラインの駅が工事中で閉鎖というあり得ない事態に遭遇して急遽乗り換えルートを新たに考えなければいけなかった。またKonstanz駅からホテルまではGoo…

明日

はイギリスに来てから初めて休日を取ってちょっと遠出の予定。Leicesterの滞在が有用であったかどうかは定かではないが、日本にいるととんでもない事態になったということだけは想像がつく。特に何もしなかった(arXivに3つ投稿したが)というのは貴重な体…

衝突プロジェクト

もスタックしているが、うまくいかない部分は切り捨ててまとめてしまおうという乱暴な話になった。いきなり完全な理論は出来ないということである。日曜から移動ばかりなので、その間に考えてみよう。

Leicester

最後のworking dayであったが、専らKonstanzでのセミナーの準備に費やした。前半のGreen-Kuboの部分はともかく後半部は苦しい。早く理論を完成させないといけないが、その煩雑さと有用性への懸念がブレーキになっている。Konstanzで刺激を受けられればと思う…

齊藤さん

のグラフェンの論文を投稿した(ここ)。また彼が6月に投稿した論文が出版された(ここ )。 さて置いてきぼりにされると今後どうなるか。

衝突プロジェクト

は加速機構をどう簡単な理論に取り入れるべきかが分からず、ロシア人学生は無理やりまとめたいっぽい。しかしBrilliantovがいないとまとまる話もまとまらない。

セミナー

でのトークNo.2。数学の人は「ジャミング」という言葉に接するのも初めての上に臨界現象を知らないのでちょっと厳しかった面もあるが、2人くらいしか興味を持ってくれなかったのはもう一つだった。ホストのBrilliantovがいないのは如何ともし難い。まあETH…

衝突

の問題でうまくいかない理由を説明して貰う。なるほど、そいつは考えていなかった。こちらでの滞在中に投稿する予定だったけど駄目だな。これまた国際共同研究なだけに時間がかかりそう。Brilliantovはいないし。 それとは別にMichael Atiyah center1階の給…

論文

投稿前の原稿チェック2件。一つは齊藤君の論文だが、もうゴーサインが出た。明日には投稿であろう。もう一つは国際共同研究なのでなかなか進まない。殆どは合意しているのだが、細かいところで若干意見の違いがある。これで先方が納得してくれると良いのだが…

明日の

トークの準備は午前中に終了。後は出たところ勝負かな。来週はETHで同じネタで喋るので事前練習の意味もある。

論文を

アーカイブに上げておいた。これ とこれであって、どちらも会議録である。ちゃんとオリジナル論文を書かないといけない。実際、会議録で結果を小出しにすると逆にオリジナル論文を書き辛い面もある。

時差?

という訳でもないだろうが極端な早寝、早起きになっている。一昨日は9時過ぎに、昨日は10時過ぎに寝て、朝は5時頃には起きている。というのも部屋には何もなく、やることが特にないからである。やることがないから勉強や研究に勤しむという学生時代に戻った…

穏やか

に晴れたので大学前の公園を散歩したり。昼過ぎまでMCT論文の原稿の計算チェック。その後、木曜日のセミナーの準備等。衝突プロジェクトは昨日のモデルではうまくいかないようだ。

悪趣味

な論文を見つける。だが思わず見てしまうだけの面白さはある。

論文

を投稿できたのでMCT論文に戻る。しかし一体幾つの式があるのか。目がちかちかしてくる。この手の精緻な計算は存在しないので重要だと思うが、あまりにも膨大な計算量が必要で、かつ直接的な検証にも相当な計算が必要なので有用性をアピールできるかどうかに…

金曜

に議論したモデルを解くのは実に難しいと痛感している。

漸く

会議録を投稿できた。生まれて初めての量子系の論文である。第二量子化を古典系へ応用する論文は幾つか書いたことがあるのだが。これを橋頭保にして、量子系にも乗り出したい。

昨晩

はよく眠れた。という訳でもないが今日は久しぶりに研究モードに入った。スタックしたところを見直したら、実に馬鹿であったという結末になった。そら調和ポテンシャル中の粒子に外場をかけても流れは起きないのは自明。ということでちょっと設定を変えて計…

ホスト

のBrilliantovが急遽、明日からドイツに行ってしまうので午後は長い議論。それで終わってしまった感もある。(後、レフェリーを一つ済ましたのと午前は個別に別の二人と議論)。しかし2週間というのは短い。時差ぼけで苦労しているうちに半分近くが過ぎてしま…

今朝

は、こちらに来て初めて素晴らしく晴れたのに今は雨模様である。因みに夜にはかなり強く雨が降っていた。

Brilliantov

等との議論。昨日、ロシア人学生から彼の理論を聞いたがそれは変だろうとコメントした。一方、彼女の理論も微妙に変であることが分かった。勝手に僕が解釈していたのが一番正しいという話になった。これも詰めないと論文にならない。自分でも細かいところを…

セミナー

準備は昨日のうちに終わったし、一回部屋で声に出しておさらいをしたのでもう大丈夫と思っていたところ、CVとpublication listを配るという良く分からない要請があって、急遽それらのupdateにかかる。publication listは4月頭に更新したものを更に更新。この…

に会議で不在のBrilliantov以外の3人で議論。Brilliantovがもう一つロシア人学生の理論を気に入らないらしい。かと言って彼の議論は全く理解不能だが。

明日

のApplied Maths Seminar の準備。滞在先は物理じゃなくて数学なんだが大丈夫なんだろうか。ネタは異常反発なので予備知識は要らないのではあるが。

AEMMG

というところ(ここ)のcommitteesに入ることになった。

長旅

の末、 University of Leicester に到着。かなり寒く、紅葉も終わりかけで初冬の佇まいである。コンセント差し込み口が、英国ではヨーロッパのものとも違うことを認識していなかった。結局、差し込み口を借りることになった。LeicesterではBrilliantovとの共…

関空

に今いる。これから3週間弱に渡ってヨーロッパ。主たる滞在先はLeicester,UKでBrilliantovとの共同研究を行う。それからKonstanzとETHでセミナ―をしてから帰国の予定。