2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

昼過ぎ

の会議で事情説明。金曜の7時過ぎに急に振ってきた仕事で、急遽いろいろ調べて報告。相手に納得して貰って上で切り替えるなら切り替えて頂く。しかし部局毎に事情が異なってややこしいので疲れた。それに関してこちらではまた別の会議がある。 夕方、学生が3…

衝突

に関するミニ研究会を開く。1時から6時半過ぎまでやっていた。国仲さんの2つの講演の後、僕の昨日と一昨日の計算の紹介、ロシア人学生と学生の計算と続いた。新しい面白い結果が幾つか報告された。極めてマニアックといえばその通りなのだが、同時に重要な…

明日

のミニ研究会のためにノート作りと計算に邁進。微妙にソフトの使い方に手間取ったりしていて研究者らしい生活を送っている。しかし中身は深くないかな。ちょっと時間不足ではある。

ロングタイムテール

の論文が出版された。ここからダウンロード可能である。この論文は最初からPREに出しておけば何の問題もなかったがPRLと長い論争で破れた後、つまらない雑誌のつまらないレフェリーがさっさとacceptしなかったために放置期間も含めて出版まで長い時間がかか…

ロシア人

学生と学生との共同研究のためにちょっとした計算をぱっとやってまとめて送る。昼から2時間の会議の後、3人で議論。極めてまっとうな日常だったのだが、久しぶりの会議のせいか、妙に疲れて議論中眠かった。帰ってから少し眠る。金曜にこの問題のエキスパー…

統合問題について

日本物理学会2009年秋季大会インフォーマルミーティング 「PTPとJPSJの統合問題について」(9月11日17:30−19:30) への参加呼びかけわが国の現在の物理学の欧文学術誌は、Progress of Theoretical Physics (PTP) とJournal of Physical Society of Japan (JP…

原稿

は少し進んだ。後、量子系の議論。このレベルで良いなら何とかなりそうである。

も便乗して暫くそちらにおじゃまする予定であるが、そこからドイツの某大学から(滞在先からその大学までの旅費持ちで)セミナーの誘いがあり引き受けることにした。

学生

の論文がacceptされた。めでたい。この学生は11月から12月にかけて海外で修行予定である。

日常

が始まる。午後に早速忘れていたややこしい問題をどう処理するかという話が出ていた。その他、滞在しているロシア人学生の研究の進展ぶりの報告を受けた。実にユニークな面白い研究である。対応するシミュレーションも実行中で、オリジナルな研究成果に繋が…

滞在型

が終了。5週間は長かった。招待講演の殆ど全てを聴いたが大体は面白いものだった。1,2週目はモロに現在の研究に関わっているが3週目以降も非常に深く研究内容のオーバーラップがある。5週目に粉体の話をするという暴挙に出たが、我々の理論形式がHeisenberg…

第5週

は粛々と進んでいる。今週も盛んに議論が交わされている。参加者が少ないせいか、より議論が突っ込んだものになっている。今週のメインゲストはE. G. D. Sudarshanである。Sudarshanは日本ではそれほど知られていないと思うが、Wikipia(リンク先)の記述を…

数理科学

9月号「特集:特集:シュレーディンガー」が届く。連休中に書いた原稿が掲載されている。他の人の原稿は力作揃いでなかなか興味深い。私の原稿ではシュレーディンガーと統計熱力学を論じたが、科学史的な解説に終始してその現代的意義を織り込めなかった点…

4週目終了

今日もメインはLuding, 大槻、鄭の各氏とのローカルな議論で終始した。Ludingとは4月頃のメールでのやりとりと昨日の議論を踏まえて粘性率の発散等を中心にした会議録を一緒に書くことにした。大槻さんの枠と彼の枠を合併して長めの1論文を書く予定。滞在…

午後

はLudingと長々と議論。また共同研究者と打ち合わせ。滞在型ぽかった。

午後

はプログラムに参加しないで仕事をしている。ロシアの学生が面白い研究成果を出しつつあるようだ。今日は学生が会議参加者を招いて議論していただいている間に懸案のややこしい論文のレフェリーのレポートを仕上げて送った。会議も終盤にさしかかろうという…

4週目

は計算物理。2つ目の野口さんの講演で、赤血球集団が流路幅や圧力差によって形状を変えていくことを再現したのにそそられた。大昔から良く知られた現象の再現ではあるが。学生と議論した後で、ポスター会場を覗く。

週末

は恒例行事につきあわず東京に行かず大人しくしていた。

今日は

午前に2講演。どうも実質farewell partyの後で身が入らなかった。生物系の話だったからかもしれない。Jarzynskiの話は生物系で見事な定理を抽出する手腕は素晴らしいと思ったのだが、それだけに生物らしくないというか。最後の講演では明らかに聴く集中力を…

今日は

忙しい日だった。最初のMaesのトークは流石に素晴らしかった。小松さんの講演の後、Discussion。今日はうまくオーガナイズされていた。そこで非平衡定常状態の実験が大事ということになっていたが、実際に挙がったのがうまくいかなかったSoret効果というので…

追記

1969年の論文ではε展開までは行っていないことを確認した。after the introduction of non integer space dimension d and use of ε=4-d as a perturbation parameterの件で誤解してしまった。悪役?になったFisher(RMP 70, 653 (1998))はIn 1969 world reac…

非平衡3日目

Jackの講演が衝撃的だった。しかしよく分からない面も多く、将来的に重要になるのかどうかは現時点では分からない。 午後が久しぶりにフリーだったのに余り有効に使えなかったような気がする。

非平衡2日目

3つの講演はそれぞれ味があり素晴らしかったが、van Wijlandの講演が最新の成果を紹介しつつ分かりやすく汎用性のありそうな話を含んでいたので有用であった。Discussionでは途中でテーマと関係ない話を一方的に演説する人が現れたのが遺憾だった。

非平衡初日

今日の講演はSpeckによるもので多くの議論を呼んだ。基本は原田・佐々と同じだが適用範囲が気になる。ロングテールとか長距離相関がある系でも成り立つのか。午後のポスターの数は少なかったけどバリエーションは多かったと思う。 夕方にはホリディインでビ…

シンポジウム終了

流石に締めのBiroliは話がうまい。あれだけクリアな描像で固体が流れるという一般的に興味を持たれている現象をうまくさばいている。 相変わらずアルコール分解酵素がないせいか、バンケットの翌日にぐっとしんどくなった。週末はおとなしく完全休養にあてる…