2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

御手洗(みたらし)祭

下鴨神社での御手洗祭に行く。段々商売気が出てきたようだ。目当てのみたらし団子の出店は今日はなし。

レフェリー

今日も2件来た。1件は2ラウンド目だからすぐ終わるが、もう1件は新奇。今度は断る理由はない。Galley proof送るの忘れていた。図を直さないといけない。

成績表

を送る。今年の単位取得率は高め。

齋藤君

来週の研究会のポスター。月曜から進んでいない。理論解析がゼロなので考えないといけない。

集中講義3日目

かなりのハイペースで飛ばされたのでフォローが大変だった。概略は掴めたが、詳細はじっくりと考えながらもう一度フォローする必要があるだろう。午前は無限粒子系(熱浴の役目を果たす)と系を接触させることで力学から熱力学第一法則と第二法則を導く話。…

鬱目の電話

があり、対処に困った。

論文のレフェリーズレポート

あんまり有り難くない判断が帰ってきた。手堅い路線を追求すべきか。

集中講義2日目

午前は古典系の輸送現象。粒子浴を無限系としてその間に有限系の伝導域がある系の解析である。午後はC*代数(とKMS条件)から出発して量子系の輸送現象の解析。特に無限系の浴をつけることが本質的であることを明確に示す。まさに私の講義の続きであるが、余…

ゲラ刷り

が来る。

大学院志望リスト

相変わらず人気薄の研究室である。第2希望、第3希望が妙に多いのは惜しいというべきか、残念というべきか。それでも去年よりましだから贅沢は言えない。

田崎秀一さんの集中講義

が今日から3日間行なわれる。今回は私はホスト役となっている。今日の講義はちょうど私の講義の続きといった感じで、私が触れなかった測度論的考え方の基礎、混合性からエルゴード性へ、マップを使った混合性の解析等であった。明日は量子系の話題に入る。殆…

大盛堂

が閉店したらしい。小学生の時何回か行ってさすがに東京には凄い本屋があると感心していたのだが。品揃えがマニアックで、特に城関係、歴史書(人物往来社等)が充実していたことが印象が残っている。(小学生の癖に一冊2000円以上する専門書をドキドキしなが…

メディアセンター

に置いていた講義ノートを、そのホストコンピュータの廃棄に伴い、各自バックアップを取っておけというメールがだいぶ前に流れた。ところが2週程前にメディアセンターの特任教授からその講義ノートをOCW@KU(Open Course Ware at Kyoto University)で使わせ…

金君

が久しぶりに来る。D2の秋の学会で他の人に研究計画を語り、学位を取る前にスペインに行くときにも学位を取るまでにやり遂げると約束したプロジェクトの途中経過報告である。彼の学位論文執筆、就職等で延び延びになっていたが、ようやく中間報告迄たどり着…

始動せず

まだ時差のせいか眠い。電源の注文とかしていたら一日が終わってしまった。

齋藤君

が来週のsoft matterで発表する内容を紹介した。と言っても全くまとまりがなく、主張がはっきりと伝わらない。計算結果のパラメータサーチが不十分という印象がある。ともかくAlam(論文の共著者にはNott, Goddard, Herrmann。彼はLudingとも共同研究をする…

雑感

(暑いせいか時差のせいか)変な時間に目が覚める。PG2005に参加しての雑感の続きである。日本の粉体研究は個々の研究についてはそれなりのレベルにあるが、全体としての印象が薄い。ちょっと前のITPの研究会のオーラルで御手洗さんが発表し、注目を集めた程…

粉体

に徒然なるままに思いを巡らす。昨日に書いたこととも重複するが会議で実感したこととして粉体の有効理論の怪しさと無力さである。そういう試みは多々してきたが殆どが間違っており、役に立たない。そのために粒子シミュレーションと運動論、それから固体相…

休暇

を取る。まだ昼は眠い。

Nishino-Hayakawa

6月に投稿した論文がacceptされる。

不満と損失

不満はいい歳をして中堅の域を脱していないことである。CornellのDavid Yoonに聞くと2002年以来8回目の粉体の国際会議である。Jenkins, Ludingのようなコアメンバーはその全てに参加しているから情報の収集力や顔としての受け取られ方でも違ってくる。当然…

私の収穫

は多々あった。講演の受けはまああんなものかもしれない。Microgravityの実験やshearの実験、シミュレーションも数多く見られた。特にshearに関してはGollub, Alam, Jenkins, Louge, Goldhirsch等から多くのsuggestionを貰った。なかでもLougeからはHaitao X…

Impact

の話も増えてきた。といっても我々のような弾性体同士の衝突ではなく粉体層に大きな球をぶつける話が殆どである(その方が見栄えもするしシミュレーションも次元解析も楽)。

Cohesive

な粉体の話がやたら多いのも印象的。これは明らかに4年前と違う点。応用上重要なのは確かだが、先に触れた通りネタ切れの印象もある。

静力学

はあまり発展がないように感じた。Micropolar mechanicsの発表が多かったがそれらが何れも内部矛盾を抱えていると総括していたのが印象的。流れの場合と同じか。座長も講演者も時間を無視したのが頂けなかった。しかしここ数年Bouchaud等の理論やGoldhirsch…

Edwards

には老いを感じた。高分子やスピングラスで成功した手法が粉体では殆ど役に立たない点に粉体の難しさと奥の深さを感じる。問題としてレベルが違う。Edwardsに続いて有効温度の話が幾つかあったが殆どがナンセンスであろう。単純に考えても速度の時間相関が摩…

Pouliquen

の講演が一番印象に残った。粉体流のliquid phaseを統一的に記述しようという試みの紹介で既にPouliquen numberと他の人が呼ぶ無次元数を導入し流れを特徴づけようとし、かなり成功しているように感じた。その一方で粉体流にはdense gasとsolidしかないとい…

PG2005(7/18-22)

に参加するためドイツのStuttgartに出張をした。前回のPG2001に比べて参加者、論文数、Proceedingsのページ数が3倍余になってシリアルセッション一つで会議を運営するには限界に近い感じがした。次回はコロラドのボールダーで開かれる。

しんど

午後全部潰れてしまった。出張前には用事が入るのは常。まだ発表用のスライド作成に取り掛かっていない。

非平衡統計

は無事?終わる。射影演算子の方法はつまらなそうだったので昨日スケッチしたロングタイムテールの話をする。導出は極めて簡単なので、一回本質を理解しておくのは有用であろう。この講義は勉強になった。教養の講義ではついぞ味合えない醍醐味である。もっ…