2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

原稿

は午前中に送った。

会議

午後に3つはしごして帰る途中夕立に降られた。後少しで帰り着いたのだが残念。

レフェリー

用の論文が送られてくるが、どうも分野が違うようだ。断るか。もう一つは辛うじて守備範囲か。断ってもいいのだが比較的分かりやすい(レポートの書きやすそうな)論文なのでまだ断っていない。多分こっちは書くことになるだろう。

原稿

ほぼ完了。一応ここでしか触れない新しい内容も含んでいるので問題はないと思う。もうちょっとexcitingな結果だったら良かったのだがどちらかというとnegative reportだからもう一つ盛り上がらない。明日の朝まで寝かして送ることにしよう。

セミナー

数理研の岡本さんがNavier-Stokes方程式のblow-up 解について話をした。今回も聴衆が多かった。基本的には9月の会議の話と同じであったが、時間が長いだけに導入も丁寧で分かりやすかった。実際に証明のあらましを語らなかったので、その大変さは分からない…

粉体と液体

私は元々混相の問題から粉体に入ったので混相の問題が徐々に重要度を増しているのをある意味で必然と思っている。しかしその一方でよほどのことがない限り、再び手を出すことはないと思う。何故かを語る前に10年前にUrbanaにいたとき、Nigel GoldenfeldがSid…

原稿

6月末〆切の原稿を書き始めるが終わらず。絵を描き直そうとしてソフトをインストールしたがうまく動かない。

Walton's law

についてどうやら簡単な解析計算によってDEMのパラメータと関係がつくようだ。Kuninaka-Hayakawaで用いたMaw理論より直感的で役に立つ。

にひどく降られた。帰ろうとした時は降っていなかったのだが、自転車に乗ろうとした時に降り始め、後は土砂降りになってしまった。台風の中でも自転車をこいでいた高校時代を思い出した。

DEM

でWaltonの関係式が出るかということが問題になっていたが、無事再現できることが確認された。パラメータの取り方がもう一つ分かりにくかったようだ。しかしこれで回転を含めたずりの効果を定量的に議論できる。Goldhirschあたりが考えていた理論を膨らます…

昼食会

でCohen等の論文紹介に関して無責任な発表をする。Cohen等の主張はおかしいからおかしいというもの以外ではなく、いささかも論理的ではないが、Jarzynski等式のように「熱力学」が力学的に導出できることには感覚的なミスマッチを感じるのも事実である。もっ…

物理学基礎論A

は、期間外試験にしたので今日が実質的に終わり。後1回はレポート問題の解説にあてよう。構成はオーソドックスだが今一歩面白くない。来年は大幅に変えるか。

土曜

は最近は在宅が増えている。子供のお守りの場合が多いが、疲れて学校に行く気がしなくなっている面も多い。体力が衰えているのは確かだが、家で集中できればいいのであろう。

Accept

3月に投稿した論文がacceptされた。1回大幅に書き直したがそれほどの手間ではなかった。ちょうど私がreviewerになった論文の最終結論がこうなったというメールも来ていたが、そちらの方がずっと時間がかかっている。

Dust

昨日犬塚さんにDustは何時始めるのかと聞かれた。頭の痛い点である。面白い題材だが目下pending中。そういうのがアミロイドとか、輸送現象(Green-KuboとLandauerの内挿)の他にも多々ある。気が多いというべきか。一方でこうした魅惑的な題材をこなす時間と…

講義ノート

線形応答の次は射影とLangevin方程式の導出。Webにアップ。後一回分はロングタイムテールを論じるか。

Random walk

中島君にrandom walkの簡単な課題を出したが思い切りサブルーチンにいったきり戻ってこない。

授業

線形応答理論。どうも淡々と進んでしまった。だいぶコンパクトにしたつもりだが単純な代数計算が長い。結果だけ書くと分からないだろうし。

ローレンツ祭のパーティー

会議のメンバーが出なくてはいけないものだと力説されていたので顔を出すことにした。しかし会議の後に個人的な打ち合わせもあって行った時にはもう全ての飲食物はなかった。それでも学生を含めて何人かと喋れたのは良かった。

会議

予想通り長かった。

うーん

そうきたか。ちょっと予想外の反応だ。

パターン形成

の研究は何故下火になったか。やはり結論から言えば面白くないからだろう。例えばTuring patternが出たとしてTuring modelに立脚していたのでは何も分からないし、予言できない。勿論メカニズム的にはTuringが言った以上のことは分からない。魚の体表パター…

講義ノート

ようやく線形応答の部分を書き上げてwebにアップ。面倒なのでdvi fileを置くことにした。しかし50年も昔のことなのにちゃんと理解しているかどうかは心許ない状態で情けない。やはり極限の取り方とか何故、境界条件の問題を扱えないのか、とか力学的摂動と熱…

論文

昨日投稿した論文がダウンロードできます。Knudsen効果とは思いがけず長いつきあいになったけど、ようやく満足すべき到達点にたどりついたと思う。一方でKnudsen効果とLandauer公式のアナロジーが成り立つのでまだ示唆に富む題材のようにも感じる。

Nishino-Hayakawa

投稿。さてどういう反応があるか。

昼食会

中島君が卒研で勉強した清水さんの論文を紹介したが、結局、清水さんの論文はよく分からないということが分かった。久保公式との繋がりはない。

授業

は無難に終わる。一回分あまりそうだ。レポートの解説をするか。

大阪

に珍しく一家で出かける。所用があったからであるが、その帰りに古本屋めぐりをして散財をしてしまう。ギボンの「ローマ帝国衰亡史」の全セットがあったので買ってしまった。実は図書館で2/3は読んでいたのだが、そういうのが好きな長男用にと買ったのである…

西野君

の原稿を今週ずっと見ていたが、ほぼ添削作業は終了。なかなか良い論文に仕上がってきたように思う。一番懸念されるのはコアな気体論屋が境界層解析ではもっと洗練された理論があるのでそちらを使え(おまえ等の解析は意味がない)というコメントだと思う。…

非平衡統計

熱浴の紹介と揺らぎの定理の証明は恙なく完了。先週の複素積分よりよほど簡単だった。来週から線形応答論。最初は揺らぎの定理からの導出をして、それからオーソドックスな議論に入る。授業後、Langevin系のときの仕事は関本流でいいのかという質問もあった…