2009-01-01から1年間の記事一覧
は終日、博士論文の手直しをしていた。また今日もレフェリー論文が複数来た。
も終わりである。今年は何といっても夏の滞在型の開催が一大イベントであり、それで燃え尽きた感もある。研究成果としては共同研究者のお陰もあって論文が比較的多数出て、新聞の記事も出たのでまあまあだった。しかしその成果の普遍性はまだまであると共に…
の座長依頼が3件飛び込んできたが、迷った末に全部受けることにした。そのうち2件は若手奨励賞のセッションであるので1件分のカウントでも構わない。しかしそもそも領域代表でもない人が座長をすることが気になったので過去の事例を調べた。その結果、計55例…
は坂田・早川レクチャーに参加した。講師は佐藤勝彦氏で膨大な数のスライドのコピーを聴衆に配布し、淡々と講演をされた。最後の箇所で触れた「人間原理」については反コペルニクス的発想を感じたが、果たして最初に提唱されたのはコペルニクス500周年の記念…
の原稿(共著分)が漸く受理された。レフェリーともめたという訳ではないが。。。原稿は集まりつつあるが、もう一つ共著論文がまだ投稿出来ていないのは恥かしい限りである。
前半戦。今年は担当の論文数が少なくて楽だった。公聴会で発表した学生は非常に優秀だったが、民間就職とのことである。
の熱伝導のセミナー。収まるところに収まりつつある印象。その後、色々研究の方向性等の議論。
の再投稿。矢鱈細かい修正を要求される一方で大甘で書いたレポートに対する改訂稿への再レポートの督促が物凄い。たまったものじゃない。
集中講義2日目。KPZユニバーサリティーとランダム行列理論の適用の詳細等。講義終了まで多くの人が出席。情けないことに昔の物性研究を読んだ折よりど真ん中という気がしない。終了後ランダム行列の教科書を読んで納得する。
の論文が出版された(ここ)。彼はこれで学位論文を申請する予定。実はもう一つと日々奮闘中でFEMを使って乱流とその粒子輸送を研究しているが、学位論文には間に合いそうもない状況である。
の集中講義初日。笹本さんは10時にみえて、ひとしきり議論や雑談をして昼食等。研究室のメンバーが不在だったり忙しかったりしたので参加人数を懸念したが、流石に関心が高いためか遠方からの参加者も多く盛況であった。理論解析の概要と線形応答論を丁寧に…
は東京出張。共同研究者との打ち合わせでは刺激を受ける。メインの会議はややこしい話になりそう。その後軽く打ち上げで京都に帰ったら遅くなった。 週末にはイタリアの会議録のレフェリーズレポートが届く。一人分は既にクリアしたのだが、今度のは矢鱈細か…
若手奨励賞が公になっていることを知る。お馴染みの面子が並んでいるが、嬉しいのは國仲さんが受賞することである。2つのPRFで紹介された論文の他に学位論文として彼が苦労して書き上げた論文も受賞対象論文となっているのも喜ばしい。非弾性衝突に関する研…
での粉体研究会に参加。松島さんの話は雑多に話題を詰め込み過ぎな気もしたが、構成方程式をどう決定するかという意味では一貫しており、非常に興味深く拝聴した。最後にBlumenfeldとの共同研究の一端を喋ったが、摩擦粒子のジャミングと接点がありそう。Blu…
セミナーは分かりやすい実験で割と好評だったようだ。真面目に解析すると大変であろう。小松君が修士論文でコーヒー(或いはインク)を落としたときに生じる渦輪の発展を論じようとしたが手が出なかった。事態は変わっていない。
書きではOtsuki-Hayakawa-Ludingが進んでいる。Ludingが厳しいレフェリー役になってなかなか完成に至らないが、2次元系の粘性率や圧力の発散に対して結構重要な貢献になるのではないかと思う。後は学生の相手等。専ら泥縄で学位論文に新しい結果を加えようと…
に帰ってきて以来、なかなか調子が出ない。ストレスのかかることもあるし面倒なことも多い。事業仕分け関係では明日に東大でGCOE予算の3割カットに反対する記者会見を行うとのメールを含め多々飛び交っている。イギリスにいたとき、この問題が起こったが、日…
機内であまり眠れなかった。
へ。学生が迎えに来たので楽ちんだった。その学生やKadauとの議論の後、セミナー。セミナーには格子ボルツマンで知られているSucciも参加して、興味を持っていろいろ質問をしてくれた。勿論Hansが一番質問をしたが、他にもたくさんの質問があったのは嬉しか…
でのセミナーの日。朝に一くさりFuchsに細かいところまで議論をしてから、実験家一人とFuchsグループの3人と精力的に議論。彼等の仕事は非常にimpressiveであった。(こっぱずかしいことにエレベーターの前には僕の写真が貼ってあったが)セミナーでは幾つか…
ネックはSt. Pancrus=King's crossとKonstanzを降りてからだった。実際、King's crossでは目的のピカデリーラインの駅が工事中で閉鎖というあり得ない事態に遭遇して急遽乗り換えルートを新たに考えなければいけなかった。またKonstanz駅からホテルまではGoo…
はイギリスに来てから初めて休日を取ってちょっと遠出の予定。Leicesterの滞在が有用であったかどうかは定かではないが、日本にいるととんでもない事態になったということだけは想像がつく。特に何もしなかった(arXivに3つ投稿したが)というのは貴重な体…
もスタックしているが、うまくいかない部分は切り捨ててまとめてしまおうという乱暴な話になった。いきなり完全な理論は出来ないということである。日曜から移動ばかりなので、その間に考えてみよう。
最後のworking dayであったが、専らKonstanzでのセミナーの準備に費やした。前半のGreen-Kuboの部分はともかく後半部は苦しい。早く理論を完成させないといけないが、その煩雑さと有用性への懸念がブレーキになっている。Konstanzで刺激を受けられればと思う…
のグラフェンの論文を投稿した(ここ)。また彼が6月に投稿した論文が出版された(ここ )。 さて置いてきぼりにされると今後どうなるか。
は加速機構をどう簡単な理論に取り入れるべきかが分からず、ロシア人学生は無理やりまとめたいっぽい。しかしBrilliantovがいないとまとまる話もまとまらない。
でのトークNo.2。数学の人は「ジャミング」という言葉に接するのも初めての上に臨界現象を知らないのでちょっと厳しかった面もあるが、2人くらいしか興味を持ってくれなかったのはもう一つだった。ホストのBrilliantovがいないのは如何ともし難い。まあETH…
の問題でうまくいかない理由を説明して貰う。なるほど、そいつは考えていなかった。こちらでの滞在中に投稿する予定だったけど駄目だな。これまた国際共同研究なだけに時間がかかりそう。Brilliantovはいないし。 それとは別にMichael Atiyah center1階の給…
投稿前の原稿チェック2件。一つは齊藤君の論文だが、もうゴーサインが出た。明日には投稿であろう。もう一つは国際共同研究なのでなかなか進まない。殆どは合意しているのだが、細かいところで若干意見の違いがある。これで先方が納得してくれると良いのだが…
トークの準備は午前中に終了。後は出たところ勝負かな。来週はETHで同じネタで喋るので事前練習の意味もある。