2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

原稿

その1は何とか大体片付いた。原稿その2(量子系)は色々問題がある。

からJona-Lasinioさんと議論。今回は主に僕の研究内容の概略を論文草稿に基き説明した。量子系の計算に関しては調和ポテンシャルは線形だから久保公式の補正が出ないのはある意味当然ではないかとのコメントを頂く。鄭さん等とまとめている、散逸系では定常…

愈々

本格的に10月末〆切の原稿に取り組む。とりあえず2つの共著者からの原稿を読む。一つは大幅に書き直した。両方とも非自明な結果を多々含んでいて非常に面白い。Proceedingsに収録するのは勿体無い気もする。ただ片方は23ページもあって短縮しないといけない…

シンポジウム

は基本的に最初の2つで力尽きた気がする。後は基本的に内職。調和ポテンシャル系だと全て陽に計算できる。と調子良く計算していたら最後に久保公式の時間相関が発散した。おかしいな散逸はちゃんと入っているのに。それとも他の項とキャンセルするとか。お…

友人

の訃報に接する。最近ご無沙汰だったので吃驚した。決して健康な方ではないとは言え。。。合掌。

南部講演会

が時計台で催される。始まる前に関係者席のド満中に座っていた御仁がいたが、お退き頂いて最終的に450名程の登録参加者がいた。プレス関係者も多く、ニュースでも早速紹介されていた。夕方は南部先生を囲む夕食会があった。小柴、益川の両先生やJona-Lasinio…

昨日

は将軍塚まで自転車で行ったら午後は力尽きた。

昨日は

そのもう一個の原稿に少し取り掛かったが、AIPのconference seriesのコンパイルがうまくいかない。〆切まで間もないのだが、せめてソフトコアをハードコアにしようと思う。そうすれば多少なりとも独立の論文として意味が出てくるだろう。問題は時間があるか…

今日は

ひたすら量子系の原稿と計算のチェック。それにしても原稿にタイポが多かった。複数回間違えて影響がないところも多かったが、最後の一番ややこしいところは完全に取り違えたのでもう一回の計算と入力が必要になった。こちらはとりあえずこの辺で手を打って…

小休止

気味の日だった。会議2つのせいか、計算があまりにも煩雑でチェックする意欲が失せた。その代わりに一つ懸案事項を解決。しかしもう一つの月末〆切の原稿を何とかしないとまずい。明日からそちらもとりかからないといけない。来週は共著者から山の様に原稿が…

物性研究に将来はあるのか?

以下の文章は、編集委員の一人として物性研究に投稿したもの。1. はじめに物性研究は物性論研究時代を含めれば創刊以来60年以上の歴史を誇り、特に物性論研究の時代は物性物理の発展に非常に重要な貢献を果たしてきた。そのことは1950年代後半の物性論研…

 石川さん

を、昨日と今日お招きして講演とレクチャーをして頂く。市来さんと昔手がけたStokesian Dynamicsであそこまで行けるという事実は素晴らしい。我々はもう一ひねりが足りなかったと思う。

調和ポテンシャル

に定常外力だとほぼ近似なしに陽に計算できる。ノートを取り急ぎまとめたが、後はひたすらチェックが必要。将来的な課題は置いておいてすぐさま解決しないといけない課題をリストアップしておく。ちょっと時間が足りない。

また

東京で会議。それだけだとあんまりなのでこの会議に顔を出す。計算中のものの疑問を専門家に聞くためである。しかし専門家の仲間が世界から集まってくる場では具合が悪く、少ししか議論が出来なかった。それでも幾つか有用なコメントを頂いた。週末にまとめ…

また

雑用が舞い込んで来たぞ。一応選挙で次点だったので安心していたのだが繰り上げになったようだ。昨日、その話が出ていた。

Das

のセミナー。Das-Mazenkoについてもっと突っ込んだ話を期待していたがFNHに関する数値計算のあまり突っ込んでいない話だった。結局、Das-Mazenkoはまだ分からない。Das夫妻と子供と一緒に晩御飯。

朝に

共同研究者が訪問。午前は議論。だいぶクリアになった。後はパラレルジョブをどうこなすか。こちらの計算できる時間も限られてくるので週末が勝負。明日の新幹線の中で計算は難しいかな。

今日は

東京で会議。色々課題が出て、一筋縄ではいかない。午前は共同研究者と打ち合わせ。思ったより多くの結果が出ている。明後日も東京である。

原稿

の手直し。勿論、一昨日の原稿は余りにも多くの誤りが含まれていた。お陰で一つ明らかにおかしいと思っていた結果は単純なミスから生じたことが明らかになった。まだいろいろと奇妙であるし、何処まで一般的なのかも疑問。調和ポテンシャルを仮定すると更に…

とりあえず

一日中、tex原稿にまとめる。クリアすべき幾つかの課題が明らかになったのは収穫だが、どうしたものだろうか。まあそれでも懸案の量子系で尤もらしい結果が出たのは嬉しい。本来8月の会議の最終週で喋るべき内容だったが、想定された道筋と随分違うので時間…

本の感想

を簡単に。 筒井清忠著「近衛文麿:教養主義的ポピュリストの悲劇」。著者はとある事情で京大を辞めた元教授だが、流石に力がある。近衛が何故あそこまで人気があってそして何も出来なかったのかを簡潔に分かりやすく解説した好著。近衛自身もそうだが長男の…

長い事

かかったが、漸くこんがらがっていた糸を解くことが出来たようだ。細かい詰めや更にこの定式化をどう拡張するかはさておき予想通りの公式を導くことが出来たようだ。10月中に形にしたい。来週は東京に日帰り2回とDasがセミナーに来てホストも務めないといけ…

小林・益川

の写真除幕式と講演会が物理教室であった。もう今更と思っていたが人気は未だ健在で、理学部で一番大きい教室(多分300人入る)が満員になって立ち見も随分出た。殆どは学部学生のようだった。 小林さんと益川さんの思い出話ということでスライドもなかった…

ダイソン

の「宇宙をかき乱すべきか」を読了。前に2回トライしたがあまりのつまらなさに途中で挫折した。今回読んで改めて、前半の面白さと後半のつまらなさのギャップに驚く。前半はQEDでファインマンの手法とシュウィンガーの手法の等価性を証明するまでは生い立ち…

初期条件

依存性について少し進展があったと思う。量子系は考えれば考える程こんがらがってしまう。絶対量子系でも成り立っている筈なのだが。

もう10月

である。学会後、ちょこちょこと手を動かしてはいるものの明らかに気が抜けている。夏からずっと研究会続きで疲れが出ている頃かもしれない。来週から沢山の会議にトラップされるが、今週はまだ気が抜けた状態にある。 10月の主な予定は南部講演会なのかもし…