2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

見通し

がついた。こんがらがっていたのが解けた感じではあるがSantos等が間違っていた訳ではないようだ。方程式には様々な解があるということか。しかし手順の分かったやるべきことがはっきりしたという点では収穫。まずは基準解を作ること。それから摂動解を構成…

研究会

の申し込みはだらだらとある。本当に締め切ったので今後は、世話人に連絡せず勝手に参加して下さい。

11月祭

で授業が2回休みになって最近のんびりしていたような気がする。学会のネタもぼーっとしている中で思いついたものである。まだちょっと理解しきれていないが。それはともかく何もしないでいるといろいろと用事がたまってきた。今日の会議では関東出張の当日…

学会申し込み

を行う。多分フォーマルな話よりは具体的な話の方がよかろうということでshear flowとfreely cooling stateの関係を論じることにした。計算自体は終わっているようなものだが、さっさとまとめないといけない。

Sheared flow

を解析。一般論は既に終わったが、sheared flowで相関効果がないのか、homogeneous coolingと違うのかどうか。結論から言うとHCTと違わない。但し振幅が減衰するので相関効果が見えないだけ。またUSFのsteady stateというのは流体的には意味があるけど統計力…

研究会申し込み

数は40名強。まあ格好はついた。

研究会

の予算配分、プログラムを練る。波多野さんに雛形を作って貰ったファイルをベースに計算等。どうやら予算はちょうど位か(ちょっと足りないのだが)。講演数はポスターなしでちょうど収まる程度なので全て口頭講演にしようかと思っている。会場に比べて登録…

論文

がJ. Phys. A: Math. Gen. 39 (2006) 15073-15082にpublishされる。

原因

が分かった。infoseekは信頼ならんということか。旅費があまるということはないようだ。

粉体の研究会

研究会HP(リンク先)にある通りシステムのトラブルがあったようで登録したはずの申し込みが一部登録できていないようです。心当たりの方はメールを私とgranular2006@infoseek.jpに送って下さい。

領域委員会

のために東京に日帰り。司会を務めて更に議論もあったのでなかなか大変だった。

大野さん

とやり取りをして、京都招聘の日程が大体決まる。20日の丸一日は東京でと同様に統計力学の本の原稿に意見を言う会、翌日は18日の講演で未消化であった点や省略した肝心な点の詳細を議論することになった。

水伝

も何とかせねばならない、ということで何らかのアクションを起こすことにしました。実のところ「化学と工業」という雑誌で、物理学会を差し置いて盛り上がっているのはちょっと恥ずかしい。

授業

の後、延々と会議。その後M1と議論したら頭が痛くなってきた。

天気が不安定

なので参加予定だったハイキングに行くのを見合わせ、断りにくい怪しげな研究会?に参加した。貴重なものを見せて頂いたり、普段接することにない方々と喋る機会があったりして意外と面白かったが、こんなことばかりやっている場合ではないような気もする。

午後

の生物の話は茫漠としてよく分からないというのが正直なところだった。大野さんは12月20日前後にお呼びして統計力学の本のゼミをやってもらうことにしよう。

午前

は松井さんの原子核の話と佐藤勝彦さんの宇宙論の話。原子核の話は聴くたびに思うが非平衡物理の問題の宝庫だと思う。衝突で何故瞬間的に平衡化するか(オイラーになるか)は考える価値はある。ただ容易ではないだろうし、一般受けするかどうかは分からない…

万波医師

の移植問題で渡辺淳が(確認していないが)同情的論評をしているという。和田医師の心臓移植に問題ありとして病院をやめた渡辺淳の真意は何なのだろうか。

授業の後

に研究会に参加。しかし午前は、話を伺いたい先生がサロンにいらしたので質問をしたところ非常に印象的な答えをなさった。 講演は高安さんの経済物理の話と佐藤文隆さんの量子情報の話が非常に面白かった。後者は科学史的、漫談的な面白さが主なのだと思うが…

最近読んだ本(みすず用備忘録)

マイケル・シャーラー「マッカーサーの時代」:これを読むとマッカーサーは意外とお調子者であることが分かる。 アンドリュー・パーカー「眼の誕生:カンブリア紀大進化の謎を解く」:それまで三つであった動物界の門が一挙に38に増えたカンブリア紀の大進化…

研究会「学問の系譜II」

が始まった。橋本さんのストリングの話はよく準備されていたが、やはり形而上学という印象は拭えなかった。亀淵先生の話は割と本とかで書かれている話だったので期待外れか。大貫先生の話は興味深く聴いたが、肝心のところは「対称性事始め」の枠を出ていな…

森成さん

のセミナー。高温超伝導の話だが素人にも面白さが分かるようににうまく話された。

頑固

だな。間違いを認めたくないのは人の性質か。しかしレフェリーだと話はややこしい。面倒だから、ちょっと面子を立てるか。

大学院授業

来年度は学部・大学院共通科目をやめて、普通の大学院科目を担当することになった。何をやろう。

藤田スケール

という言葉がニュースを賑わせているが、言わずとしれたMr.Tornadoこと藤田哲也氏の研究に由来する。藤田氏を知ったのは1989年Emoryにいた頃、同室のScott AndersonにUniversity of Chicagoのガイドブックを見せて貰った折だった。そこでは藤田氏は南部先生…

学生との議論

を意識して増やすようにしている。今日は光藤君と今後のテーマについて学振の応募書類に書いたことをベースに議論。意外とそのまま使える。また即興で道筋を楽観的に描くことができた。まあ当たらずといえど遠からずといったところか。

非常に

フォーマルな計算をしているのだが全然進まず。まだ共通のところなので勉強なのだが。

昼食会

に南部先生が来られてびっくり。日本に暫く滞在するとのこと。来週の研究会「基礎物理学の現状と未来 −学問の系譜・湯川・朝永をうけて−」にも参加されるようだ。所長と南部先生の話題が何故かRattlebackの話。このおもちゃは知らなかったが、九後さんのペー…

昨日

ひさしぶりに新入生の(高校の履修内容に関する)基礎力不足を再認識させられ今更ながら日本の将来を危惧せざるを得なかった。今日、学術図書のセールスマンの方が訪問してきたが、5年程前迄何とか使えた古典的な教科書が近年全く使えない状況になったとい…

昼は古本市

に顔を出す。中学の時に読んだ中川鶴太郎の「流れる固体」があったので子供用に買う。僕が読んだ歳よりも子供の歳の方が上になったことに感慨がある。この本は中高生向けの「岩波科学の本」のシリーズの一冊だったが、板倉聖宣の「僕らはガリレオ」の方が印…