2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ある人

から学会で粉体のシンポジウムを開くことは可能かと聞かれたので、単独では否定的であることを答えた。それではあまりにも芸がないので、もう少し考えて、レオロジーのシンポジウムを開いたらどうかということに思い至った。実際、今回の学会でも波多野、御…

ニセ科学のシンポジウム

に参加。なかなか盛り上がったが、ニセ科学に対して対症療法しかないのは痛いところである。またどうしても科学者倫理の話と不分離であり、そちらの方がより深刻でもあるので、難しい側面もある。しかし教育は簡単ではない。池内さんの意見は単純に過ぎるだ…

午後

は可積分のセッションに出た。目的は藤本さんの1次元量子系の輸送の話を聴くため。有限系では場の理論が使えないので理論的手法は発達していないとのこと。終わった後、出口さんや藤本さんについて可積分の人に混ぜて貰う。あまり喋ったことのある人は多く…

午前

は伊予大洲に行く。どうするか迷ったので初動が遅く、電車も少なくて松山に帰ってくるのが遅くなった。大洲の目的地は4つの櫓が現存する城である。大天守を復元したと聞いていたが、江戸時代の設計図と模型、それから明治の古写真に基づき良心的に復元して…

非平衡セッション

を終日聴く。そこそこの話が並んでいた。印象に残ったのは佐々研の岩田さんと大槻君の発表だった。論文を見ていた後者はともかく前者は初めての話であり、ガラス化への鮮やかなストーリーに拍手。後、芝君の3,4次元格子熱伝導系での2次元的振る舞いには…

飲み会

は15人程で賑やかだった。実は日曜に結構時間を潰して出来なかった次男の宿題を皆に回したが即答できる人はいなかった。出来ないとちょっと面子が丸潰れなのだが、ちょっと安心した。

 座長と発表

を済ます。粉体のセッションは出足こそもう一つだったが、徐々に客足が伸び、客層も発表もそれなりでそこそこ盛り上がった。数が増えているのではという指摘もあったが、波多野君が参入したくらいである。しかし波多野の発表はイントロが長すぎで、肝心なと…

物理学会

のために松山に移動。体調不良のせいか、大窓に太陽が燦々と降り注いでいたせいか、振り子電車のせいか途中で酔ってしまった。途中までは日本初の振り子電車「しなの」に比べて快適と思っていたのだが。

京大医学部

の不祥事。どうも京大はろくなことがない。

レフェリー

のレポートを1個送る。

学会講演スライド

を作る。

図が

駄目だ。ゴジックフォントを使っているようではねられた。うーむ。登録は帰ってから。

追い出しコンパ

この春に研究室を去る許さん、占部さん、齋藤君の追い出しコンパを行う。國仲君も誘うという趣旨だったが全く伝わっていなかったようだ。皆さんごくろうさまでした。

國仲君との議論

も今日が最後。明日引っ越しということ。再投稿の目処はついたが、肝心の仕事の方はかなりまだまだである。本当は彼が京都にいる間に片をつけたかったのだが、物事はうまくいかない。学会発表も中途半端になるだろう。

論文投稿

懸案だったSaitoh-Hayakawaを投稿した。最後になって就職が決まった齋藤君が不在でファイルのありかは分からないし、まだ不完全だし、99.9%出来た段階で投稿見送りもあっただけにほっとした。内容は運動論が有効であるという話。(定量的と言うと怒られるか…

レフェリー

の論文が2つ来る。二つとも外国人による外国の雑誌に投稿された論文でそれぞれ第2ラウンドである。一つは手違いで3ヶ月も宙に浮いていた論文なので学会前に返す必要がある。大体こちらの要請通り手直しもされて質も確かな論文であり、もう一つは禄な論文…

論文の修正

を昨日に続けて行う。もう大体終わったかな。

本の原稿

のチェックをM1の子がし始めた。本来M0向けだろうが、全部計算をチェックすることは将来の役に立つだろう。有り難いことに非常に細かいところまでチェックしてくれたので大助かりである。まだ2章分だけだが、射影演算子の箇所があまりにひどいのに唖然とし…

林先生の退官記念講演会とパーティー

に参加。林先生は光物性物理の研究をされていたが、現在高等教育推進機構の機構長兼副学長。4月から私大の学長に就任されるとのことであった。そのせいもあって、記念講演も「教養教育との迷走」という題であったし、スピーチに立つ人も機構の人ばかりであ…

原稿

の修正。昔投稿した論文の手直しが送られる。ちょっとした手直しだったと思うが3週間くらいかかった。しかし全然成っていないので2時間で全面的に書き直す。

本書き

を家で行う。土日に続いての作業。練習問題の答えをだいぶ打ち込んだ。しかし中身の更新はできていない。

西野君の練習会(その2)

先週自爆したのでもう一回ということになった。今回は一応格好はついたけど、まだ自爆癖が抜けていない。どうしてこの一週間で出した結果をメインに据えたがるのだろうか。肝心の内容が抜けていた。

光藤君

の論文の初稿を読む。まだまだ時間がかかりそうだ。内容はTASEPのサイトで吸着や離脱がある場合にどうなるかというもの。まずは着脱可能な格子が1サイトの場合の詳細を解析し、それから任意のサイト数の場合に拡張することに成功した。実は全サイトで着脱可…

本書き

に時間を費やす。本当は気体論のところでちゃんと輸送係数を出すところまで書こうと思ったけど、あまりにも面倒な計算が必要なので挫折。かわりにJarzynskiの注意深い証明の箇所を書き加える。

新M1

の子が大学に顔を出す。ざっと研究内容と勉強すべきことを話して部屋の鍵を渡す。

教授会

(思ったより長かった)の後、國仲君のセミナー。思い切り混乱しているな。これでは投稿はずっと先になりそうだ。困ったことだ。

定常解

のバグは解消されたようだ。しかし齋藤君は相変わらず作業を完了していないのにファイルの所在も明らかにしないのでぎりぎりの状態であることには変わりない。

定常解

にバグがあるということなのでこちらも全く独立にやってみるがうまくいかない。うーむおかしいな。てなことをやっているうちに大事な用事をすっぽかしてしまった。

投稿論文

の方は土壇場でじたばたしている。学生が卒業していく完全に時間切れ状態で、どんどん前線は下がっていく。結局境界条件の改善は没。今度は別の問題が起こってきた。流体の数値シミュレーションはばっちりなのだが、定常解がおかしい。流体モデルは定常解に…

事務書類2件

仕上げる。こんなのに時間かけたら駄目だな。