Edwards

には老いを感じた。高分子やスピングラスで成功した手法が粉体では殆ど役に立たない点に粉体の難しさと奥の深さを感じる。問題としてレベルが違う。Edwardsに続いて有効温度の話が幾つかあったが殆どがナンセンスであろう。単純に考えても速度の時間相関が摩擦係数(輸送係数)にならない事が確立している粉体系で応答関数と相関関数の非から温度を導入しても物理的には何の意味もないだろう。Puglisiが粉体系でのFluctutation theorem(Menonの実験)を否定していたのは小気味良かった。これも当然でFluctuation theoremから揺らぎの弱い極限で通常のGreen-Kuboが出るのであるから、それが粉体系で成り立たないのが自然である。