座長と発表

を済ます。粉体のセッションは出足こそもう一つだったが、徐々に客足が伸び、客層も発表もそれなりでそこそこ盛り上がった。数が増えているのではという指摘もあったが、波多野君が参入したくらいである。しかし波多野の発表はイントロが長すぎで、肝心なところを強調していないので、意義が聴衆に伝わっていない。しかし内容はダントツ。後の飲み会で佐々に1/4乗を説明できなかったら恥と説教されてしまった程である。確かにそれだけのことはある。放っておくとフランスで実験が出てうやむやのうちに向こうの手柄にされてしまうので、ここは日本で説明をつけておく必要がある。

他の発表では辰己君の実験が一様粉体ガスの理論と矛盾しており、新たな理論が必要であることが分かったことが収穫。平田さんの実験もそそるものがある。光藤君の発表はわかりにくいとの評が出てしまったが、質問を通して内容は伝わったと思う。