ゲッチンゲン

には昼飯前に着き、早々に我々のMCTについての議論が始まり、またTill Kranzがやっている剪断系の計算の紹介もあった。私が理解した限りはTillの計算はSuzuki-Hayakawaで衝突を非弾性に変えたものに対応しそうで、熱浴とのカップリングがある限りはクロス相関は不要であろう。その他、Otsuki-Hayakawaをストレスコントロールに変えてリエントラント転移を見た研究や、粘着性粉体のジャミング転移等、我々と殆ど同じ事をやっている事を知り驚いた。ホストのAnnette Zippeliusは暫く後に定年になり(64歳?)、また現役のDeanを勤める多忙な身でありながら新しい問題にチャレンジしていく点に脱帽であった。

セミナーは佐野君とのピストンの話をしたのだが、難しく聞こえたらしい。余程MCTよりは簡単でクリアな話だと思うのだが。夕食は街に出て旧知のMatthias Schroeter等と合流して、取った。