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NGの話は何時ものムービーから始まったが、最後には最近の進展も含めた構成は見事だった。RBのEdwards ensembleがカノニカルに対応しているので体積揺らぎが必要で、等積系はミクロカノニカルに対応するというコメントは納得した訳ではない。ミクロカノニカルからカノニカルの導出は可能だから。

会議終了後、食事を挟んでずっと長い時間駄弁っていた。Jaegerに確認したことはやはりシカゴの統計力学の伝統を建て直す必要があるが、それが難しい事である。彼の最近の面白い実験も見せてもらった。齊藤君の昔のシミュレーションと関係があるので、その事に触れたら興味を持ってくれた。