ポスターセッション

初日のポスターセッションで驚いたのは齊藤さん、Brilliantov, Bodrovaと書いた論文に対応する実験のポスターがあったことである。その他、Clementの縦振動のジャミングの実験が面白かった。彼に限らず有名人やスピーカーがポスターを多数出していたので僕も出しておくべきだった。

 2日目ではHeckelのポスターが面白かった。この話は2年前にある程度できていたのだがPoeschelが異動したために初めからデータを取り直し、ようやく形になってきたところである。マクロな粒子の正面衝突でも反発係数が1を超えるところが味噌。
 
 3日目は特筆すべきポスターはなかった。大槻君の説明からこぼれた人達何人かに説明していたというべきか。4日目というか初日のポスター会場でいきなりarXivの論文を見たよ、指数はこれこれだろうというマニアックな話を持ちかけてきたのがB. Tigheである。会議中に突っ込んだ議論をしてすっかり仲良くなったが、彼の理論を完全に理解した訳ではない。しかし波多野さんが書いていたことは彼ともう一つのグループの違いの話かと納得。他に4日目にはZippeliusのMCTの話を聞いた。あれでPRLというのはちょっと解せない面もあるがthermostatの方が格段に簡単でトリビアルなのは間違いない。