午後の粉体セッションが始まる前に、長い昼休みを利用してゲリラセッションを開く。講演者は大槻君と波多野君。いずれもプログラムの関係で聞けない講演だったが、内容は素晴らしいものだった。ちゃんとメモを取らなかったが大槻君の講演でのサドルの選択はdeterminsticだったと思う(落とす方に温度効果があったと記憶。ひょっとすると逆か)。しかし十分低温以外ではそれ以外のパスも選択可能だろう。下りのみに熱ウェイトをかけたとするとメトロポリスと似たことをやっていることになる。波多野君のシミュレーションにはただただ圧倒された。線欠陥と点欠陥の相互作用でオロワンループではなくヒルシィループを次々と作り出す様は圧巻。惜しむらくは折角出た数値計算の結果を理論解析することなく、違うテーマに移行することである。