それから

程無く(2011年の春?)に止せば良いのにNatureにsubmitし、速攻で断られ、Scienceにsubmitし、ある程度の時間をかけてrejectされ、Nature Physicsに出し、断られ、の繰り返しで、(私自身の計算自体は大昔で思い入れもない事もあり)論文は何時しか忘却の彼方になってしまった。(私はPREにでも出せば良いのでは、と意見したのだが、狙い過ぎなNikolaiは聞く耳を持たなかった。)しかし、Juergen Schmidtを中心に粘り強く努力を続けた結果、こうしてPNASの論文として陽の目を見る事になった。最終稿までは修士論文が引用されていたが、結局editorの判断でそれが落とされたのは少し残念ではあったが、やれやれという処であろう。