鉄道

今回の出張の特徴の一つはドイツを南から北迄、ドイツの鉄道を乗り倒す事になった点である。通常、コンスタンツへはチューリヒから入るが、ドイツを渡り歩くのでFuchsに相談した処、フランクフルト空港から鉄道を使うのが良いだろうという彼の勧めに従った。その結果、初日にフランクフルト空港からコンスタンツまで5時間、先の日曜にコンスタンツからミュンスターまで7時間、今日はケルンからゲッチンゲン迄3時間、明日はゲッチンゲンから空港まで2時間というタフな行程になった。また、コンスタンツとミュンスターの間を除き、切符購入から始めて、乗り換えも多かったので、些か緊張する場面も多かった。まあそれでもドイツの列車旅行は総じて快適である。しかしインターネット(WiFi)がtelcomと契約した有料もものが基本でケルン駅の切符売場を除いてfree WiFiがなかった点は頂けなかった。文句をついでに言うと、ドイツのICEは必ずしも次の駅の表示をしないし、高速列車を除くと英語のアナウンスがないので不親切である。(座席に列車の時刻表が置いてあるが。先客に持っていかれると役に立たない)。幾つかの街の中心駅は昔ながらのターミナル駅であったが、ケルンの中心駅はそうでなかったし、聞けばシュッツトガルトも通過駅スタイルに改造中とのことである。またICEの殆どは日本風のシートだったが、一部コンパートメントが共存していた。これらも変わり行くのか、回顧で昔のスタイルに戻ろうとしているのか。