ジャミング

の平均場理論は我々の数値計算とは良好な一致を示しているが、波多野さんの数値計算のずれが問題になっていた。しかし後者の数値計算で評価された臨界指数は最近、我々の値に近づいており、幾つかある関係式のうち一つだけの違いになっている。そこに臨界揺らぎの効果が入っても別に不思議ではない。しかし波多野さんの指数でも次元依存性はなく、また彼の臨界指数は臨界点が従来信じられている点からずれていることに由来するが、不思議なことに従来の臨界点を用いて平均場理論を使うと臨界点からずれた点で彼の臨界指数が回復することも説明可能になる。ちょっとうまくいきすぎているが真実はどうであろうか。