Workshop2週目

今週のテーマはガラス転移。参加者が倍程になり賑やかになった。最初のトークはFuchsのもので鄭さん等と一緒にやっているMCTと深く関係しているもので質問が極めて多数出た。午後1のトークはBongsoo Kimさんのもので何回も聴いている話であるが2つの近似の差は大事なのかもしれないと思う今日この頃であった。顔見知りが多いせいか和気藹々とした雰囲気で進んだ。ポスターセッションはややバリエーションが少なかった印象だが滞在型だからこんなものだろう。M2の黒岩君はKimさんのよりハードな計算をしていたが今のところ案に相違して予想外の結果である。晩は明朝早くも京都を離れるSilbertと、Kudrolliと一緒に摂った。KudrolliはガラスのMCTに批判的であった。Silbertは、point Jサイドの研究者として京都に呼んだのだが、そのことは非常に良かった。結局point Gは有限温度で重要かもしれないけど、ゼロ温度系ではあまり関係ないと信じる同士を得たという意味でである。勿論、摩擦があるときにどうなるかについてのはっきりした結果はないのだが、とりあえずそう思って調べることを勇気付けるに足るものであった。