この1年

は、もう一つ波に乗り切れなかった印象がある。大槻君との仕事がなかなか出版できないせいかもしれない。何れも非常に良い仕事だと思うが、評価はもう一つである。西野君の論文が出版されたのは目出度いが、彼も物理を止めてしまうのは痛い。

 海外出張3つ(うち1つは物理学会の仕事)、国際会議の主宰を1つ、モレキュール型の主宰を1つ、それから幾つかの会議や学会に出席したので、例年よりよく働いた筈だが、あまり形として残っていない気がする。学会理事の職はようやく終わったが、PTPの理事が新たに始まり、早速来年は正念場である。またGCOEも始まり、振り回されている。来年はいろいろなことをもう少ししっかりやりたい。