坂田・早川レクチャー

(日曜)に参加して来た。昨年は理事会のために参加できなかった。今年のレクチャラーは丹生潔先生で(世界で始めてチャームを観測した)幻のノーベル賞と銘打っていた。講演会は大阪府教育委員会の方がインタビュアーになり、それに先生が答えるという形で行われ、会場は満席であった。小林誠さんのノーベル賞講演でも丹生先生の論文は大きく取り上げられていた。勿論観測されたのは一例だけだし、丹生論文のすぐ出た小川さん等の新名古屋モデルによる解釈をチャームと同定するのは難しかったかもしれない。(益川さんもすぐ論文を出している)。また時期も早すぎてJ/ψ革命のようにならなかったのかもしれない。このあたりの経緯をよく検証しておく必要がある。

 講演会の後、夕食会。坂田先生のご令嬢(といっても65くらい?)が良く喋って面白いエピソードを紹介していた。

 実は講演会の前に名大博物館に寄った。そこでこの写真(益川さんが肩車されているもの)が展示されているのを発見。貴重な写真である。土曜には小林さんのノーベル賞祝賀会があったが、それに参加しておくべきだったか。