他人

の講演は面白いというか、やっていることそのままのものが少なからずあった。Zippeliusの講演でshaken granular matterのMCTとロングタイムテールを議論していた。そのままじゃないか。Shaken systemの利点は温度が独立なパラメータになっているので、ガラス転移の議論が殆どそのまま使える点である。従ってMCTも基本的にそのまま使える。ちょっとだけ確認しないといけないのはforcingと温度の関係だけである。Alamの講演もSaitoh-Hayakawaでやろうとして齊藤君が卒業したからやらなかったshear bandのGL理論をきれいに導いていた。Kumaranの講演ではハードコアダイナミックスを使ってPouliquenの言うところのh_{stop}(θ)までも計算していた。何でうまくいくのだろうか。McNamaraのEdwards theoryの検証も丁寧な分かりやすい仕事で反応が良かった。Serero(Goldhirschの学生)のtalkでは収束するgeneralized Chapman-Enskog理論をMapleを使ってがりがり計算して、振動層のbinary mixturesの問題まで半定量的に解決していたおそるべきものであった。Ben-Naimの理論はexactly solvable modelを使ってshaken rodsの性質を議論。彼はこういうおもちゃを作るのがうまい。