物理学会理事会

62期初めての会合だったが、メンバーの紹介とかはなかった。既に前期最後の会合に出たり、予算編成に関わった人が多かったからだろう。理事会のメンバーは物理学会のHPに公開されているが、僕の身分が前のままだ。


議論は物理学会の「厳しい財政状況について」から始まった。財政が破綻しそうなら収入を減らして支出を減らすしかない。僕に関連した事項では(1)3月からIPAPの理事もやらされることになった、(2)2008年の学会での数学会との合同プログラムの可能性を検討することになった、(3)幾つかの領域で若手奨励賞の子細が決まった、(4)理事会前に泥縄で作ったアンケートを副会長が訂正し、理事会終了後にT理事と共同で更に訂正し、それを千葉の学会で講演者に記入して貰うことになった、といったところか。(4)は進展が早いのでびっくり。(1)なんか見ると無限地獄に送り込まれた気がする。拒否モードの発令はなかなか出しにくい。そもそもこの歳になる迄に同僚は大概学会の委員をやっているが、僕は極めて怠けた世話人しかやっていない負い目があったので、理事も断り切れなかった。当然のことだが、就任した以上真面目にやります。領域改革は下手をするととんでもない方向に動くのでうまく御したい。