堀江逮捕

について。別に取り上げる程のニュースではない気もする。秋の選挙で落選したときから逮捕されるだろうと思っていたし、年末での株主総会で無配当を選択した時点で確信していた。どう考えてもやり過ぎの癖に、やることなすこと見込みが甘く失敗ばかりしていた。好き嫌いを度外視してその馬鹿さ加減にあきれていた。それでも株価を人工的につり上げれば損はしないが、それでは破綻するのは見えていた。

しかし日本経済の見かけの好調さは堀江以上にタフな外国人投資家に支えられているだけである。単に投機対象となっていて実体とかけ離れた株価がついているのはライブドアに限った話ではない。今回の事件は光クラブよりはリクルートの江副を思い出させる。あのときは殆ど全ての政治家が汚職にまみれていることがわかり、対外的には日本の信用がなくなり、国内ではモラルが崩壊し、すぐその後にバブルが崩壊した。今回も既に政権中枢にいる政治家の名前が上がっており、単に堀江逮捕とライブドア崩壊だけで済みそうもない。