Rarfied Gas Dynamics(RGD) 29

という会議が始まった。10年前ならいざ知らず、現在の興味は大分ずれているので聴いてもそのまま興奮するような話は少ない。それは良いとしても、全体として質問が少なく活気に欠ける印象があるのはどうしたことか。今日のトークで印象に残ったのはGas系でのdragを運動論で導出する話とquantum Knudsen effectか。前者の解析結果は今やっているgranular dragの正反対になっているが、それは流速が熱速度より十分小さい極限だからである。考えてみれば温度も熱速度もゼロのGranular Fluidがperfect fluidityを持つのは自然であると納得した瞬間であった。Active Matterも含めて意外と広範な普遍クラスがある筈である。後者は言われてみれば当たり前の演習問題としての面白さに過ぎない。