運営協議会

が開かれ、副議長席に収まる。柄にもなく緊張し、疲れた。重要な議題は2つあったが、そのうちの一つはPTPの刊行移行に関するもの。既に岡山大学の学会総会で2013年春のPTPの物理学会(IPAP)への移行が決まっているが、もう一つ重要なのは2011年春までに名称の決定を含めた刊行体制の確立を行うということである。その参考のために物理学会全会員にアンケート回答を要求するメールが来週の火曜日に送られる。うっかりしていたのは移行に伴い、素核宇宙実験分野の合同編集員会の話やそこで雑誌名にJapanを入れるべきかという高邁な議論に終始していたのだが、アンケートを素直に回答するとJPSJ,PTPの性格を変えずに移行するだけという回答欄(A)を選ぶ人がマジョリティになりそうなことを見落としていた。もし(A)の回答が大多数であれば実験分野合同編集委員会を含めた今の動きが疎外される危険性がある。従ってその選択肢はあり得ないと思うのだが。せめてこの小文を読んだ物理学会会員はアンケートに回答することと、(A)以外を選択するという賢明な選択をして欲しい。