学振

の結果が出ているが、わが研究室にも久しぶりに特別研究員が誕生した。というよりPDで内定していた金君はすぐ助手になって辞退したために市来以来の快挙である。しかし業績的には予想していなかったので、研究計画が評価されたのだろう。ところで彼は何を書いていたのか。

 昨日、その彼がプログレスレポートを報告した。やっていたことはナノクラスターの基盤への衝突で、それに伴いWetting等が見える。ある衝突速度領域ではperfect wettingが実現する。彼とは、クラスター衝突でもう一つもうちょっと理論的にも面白い現象のシミュレーションも計画している。(とりあえず沸騰は先が見えないのでやめました)。僕は、ここのところずっと、こちらの理論的枠組を模索中で、うまくいきそうな感じであるのだが、勘違いかもしれない。3月の国際滞在型と学会で披露できると良い。