小林、益川に南部

基研は大騒ぎ。

 僕がPRLのエディター氏との食事を取って、小林・益川の受賞確率が高いことを指摘した9月25日以来の九後さんのうろたえぶりは傍で見ても面白かった。今日もそわそわ一緒にライブ中継を見ていた。しかし受賞決定後、携帯と固定電話に一杯電話がかかってきて、更に事務に呼び出され、記者を振り切って京産大に行った九後さんは嬉しい悲鳴を上げていた。

 九後さんがいなくなって素粒子系の人がいなかったこともあって僕と大西さんと遠山さんで盛り上がっていた。元所長の受賞ということで、記者の取材も受けて、更に(事務からの要請もあって)スペインからの英語の電話にも対応した。九後さんの事前の準備では明日の11時に基研で記者会見をすることになっていたが、本部からも記者会見の計画の電話もあり、どうなるかは明日にならないと分からない。

 個人的には南部さんの受賞が嬉しい。学問の系譜で鋭い質問を頂いたのも印象深いし、1989年にお宅にお邪魔してご馳走して頂いた折にいろいろお話を伺ったことが良い思い出になっている。