PRX

レフェリーの過去のリストを調べてみた。延べ論文数は86でそのうち独立なのは67(多分)。残りは改訂論文等。PRBは2個あるが残りはPRL,PREである。ここのところPREばっかりやっているから総数もPREが多いかと思いきや、歴代ではPRLの方が圧倒的に多く延べ50回程やっている。一時はPRLばかりやっていたことになるが粉体のPRL論文が減ったこととも関係しているのだろう。因みにここ1年間ではPRE10でPRL1と殆どPRE専属状態。この調子だと再来年にはPREのレフェリー数がPRLを抜く。労力的にはPRLの方が楽だと思う。何しろ短い上に面白いか面白くないかという判断が効くのであまり悩む必要がない。(もっともPRLレフェリー時代のreject率の高さが問題になってPREに回されたのかもしれない)。Leggettが600もレフェリーをしていたことを考えると最低でも200論文を読まないとoutstanding refereeにはなれないと思う。(それすら甘いかもしれない)。200なら後10年程で到達するかもしれない。

 他の雑誌では統計がないが、PRXのレフェリー回数が他を圧倒していることは確かであり、JPSJのレフェリーとしての評価が高くないのは幸いである。(最近、JPSJよりJFMの方が多い)。