オリンピック

もほぼ終了。トラック個人種目の最後はアテネあたりからトラックの華であった男子1500から男子5000になった。1500はテレビ放送もなかったが最終種目の5000は好レースで盛り上がった。流石にケネニサ・ベケレは強い。ラストスパート合戦になると中距離の選手が絡んでくる可能性があるので自らレースを引っ張り圧勝した。

 また女子走り高跳びのヴィラシッチが30連勝以上して、好記録をマークしながら本番で勝てないのも考えさせる。

 陸上ではボルトの三冠三世界新が圧倒的に印象に残る。後にドーピングだったということにならないことを願いたいものである。それほどまで驚異的世界記録の連発であった。

 日本絡みでは権藤か稲尾かを思い起こさせる上野投手の力投と貫禄の二冠の北島、それから神様のプレゼントとも言うべき史上初めての男子トラックのメダル、4x100Rの銅が印象に残った。勿論、逆の意味で野球の不甲斐なさと石井以外の男子柔道の不振、陸上の選手管理のまずさも記憶に残る。(女子マラソンばかりか男子マラソンもスタート地点に立てないとは)。