学会二日目

ともなるとブースに訪れる人はまばらになり、目当ての団扇はないのか、と聞いてくる人もいるくらいであった。客の来ない古本屋の店員になった気分である。このブースに4人いなくてもいいだろうということで他の方のご厚意もあって午後は講演を4つ程聴いた。2つは粉体関係の短い講演で、セッションの後、我々の理論と関係した実験をやっている人と議論。金沢の会議用に書いた原稿(指数関数減衰になる)を渡しておいた。残り2つはPethickとBaymのOnsager prize記念講演であった。2人の共著の本は読んだし、BaymにはUrbanaで大変お世話になった(昨日挨拶は済ましておいた)上に、その頭の鋭さに畏敬の念を抱いているので期待していたのだが、講演自体は普通のものだった。