今朝

はExhibition開始の10時直前に会場に行く。そうしたら会場の警備員に制止されるように結構の人が待っており、我々が入ると同時に大量の人が入って来た。その一群の中にPRL編集長のSprouse氏がおり、早速40分程相談をする。一番大事な用は終了。

 その後は真面目に販売員のようなことをやっていた。場所がいいせいか冷やかしに訪れる人は多く、結構暑いせいもあり団扇は飛ぶようにはけ、既に用意した分の配布は終了した。後の宣伝用のチラシ等は午前中こそはけたものの、午後からは伸びない。サンプル雑誌等は逆に午後に若干数はけた。幾つかの質問の中でJPSJ,PTP等はInternational journalsかどうかというものがあった。その他、同業者(APS,AIP,Taylor, IOP等)、多数の日本人、何人かの旧友が訪れた他、アルゴンヌの井口道生先生が長々と駄弁っていかれた。そこで問題になっていたのはPRLのoutstanding refereesのリストであった。日本はイタリアとほぼ並び僅か5人で、アメリカの有名大学一つにも及ばない。意外とフランス、イギリスが少ない(といってもそれぞれ日本の4倍と6倍はあったと思う)のに比べてドイツの多さを指摘していた。APSではtutorial for authors and refereesというセッションもあって、如何に良い論文を書くかだけでなく、良いレポートの書き方を指導するようである。その教育の重要さを井口先生が指摘していたのは印象的だった。(但し井口先生は何としてもnational journalsを盛り上げるべきでPRLに掲載されたから評価されるなんていうことは考えるべきではない点も強調していた)。