ということで

更に議論。驚くべきことに金さんは日本語を読め(某有名web日記も時折読むとのことである)、西野君のノートを詳細にチェックして問題点を詳細に指摘してくれた。我々が考えていたMCT方程式の導出という中間的な到着点はもはや不適切で最終ゴールまで行ってしまえというアドバイスもあった。我々はガラス転移の理解に向けて正しい方向に着実に進んでいる印象を持った一方で、それだけに世界中に競争相手がいるであろう現実を突きつけられた気がする。それにしてもさすがにプロである。短時間で私より遙かに深く到達点と問題点を理解でき、適切なコメントをする点に正直に脱帽した。