昼食会

でのshort talkとして紹介されていたunitary Fermi gasの話が面白かった。レーザークーリング技術の進展に伴いFermionのdiatomic moleculesを自在に作れるようになったが、weak attractive interactionのBCS stateとstrong attractive interactionのBECの間はどうなっているのか。考えてみたこともなかったが単に見かけ上の単なる内挿とは裏腹に某かの相関長がcritical pointで発散し、そこでは弱いcritical slowing downが見えているという話。その臨界点にあるgasをunitary Fermi gasと呼ぶらしい。単純なcooper pair密度(とその微分)で見たら何も異常性が見えないが相関長が発散していそうな点はガラス転移での4体相関の相関長の発散を思わせる。昼食会は耳学問の場としては最適であろう。