藤本さんセミナー

を楽しむ。1次元量子伝導系でのDrude weightの話。5年ほど前にも喋って頂いたが、当時とは動機付けが随分違う。1次元系で最初に熱力学極限を取ったり、周期境界を取ったりしたら駄目というのは古典系での常識であるが、そのあたりは業界ではちゃんとしていないように思える。有限系の伝導というとLandauerタイプの議論になるのが常だが、川畑さんの理論を除きしっくりくるものはない。ということで考える余地は十分にあるという結論は変わらない。