研究会過多

なのが秋である。今年も学会->日仏セミナー->西宮シンポと三連続であり、西宮には内部構造として本シンポ->サテライト->ポストサテライトと3部構成である。基本的に秋にはあまり予定を入れないようにしているが、それでも11月11日にはScience誌の人の前でCOEの成果を話す会があるし、16-18には数理研で複雑流体の研究会がある。他にもoirregular seminarやlecturesは多々ある。一番大変そうなのは高校への出張講義であり、5回の講演が予定されている。さて、このスケジュールをどう乗り切るか。(と言っていたら11/16-18に基研で面白そうな研究会がある案内が流れた。勿論、参加は不可能である)。

うーんいかんな。何か忘れていると思ったが11月7日と8日の両日に基研で「学問の系譜」という研究会を開くのだった。南部先生を囲み素論、宇宙論、核論、物性論から長老をお呼びして湯川ー朝永100年の前の年に系譜を整理するという集会だが、うまくいくかどうかは不明。下手をすると物理学は老いた学問という印象を与えるだけになってしまう。しかし歴史的な視点は大事だと思う。乱立気味の研究会群の中に埋没しないようにしないといけない。(一応、代表世話人は次期物理学会長?という話の方です)。