物理学会3日目

自分の発表は、内容が内容だけに、冷や冷やものだったが、下らない駄洒落で笑いを取っているうちにイントロだけで7分以上を要し、時間不足になってしまった。まあそれでも(表だった)酷評がなくて良かった。帰りの電車の中で、一応self-consistentに衝突と流体相互作用を扱えることと、それに関する論文を書いたことがあることを思い出して、ちょっと間抜けな感じであった。しかし、これで論文に向けての障害はなくなった。1/fを作るのは流体効果としたが、昨日の小串さんのシミュレーションで言えばbackflow effectと言った方がいいかもしれない。そうしたものが1/√tの時間遅れを作る。

齋藤君の発表は今一歩受けがよくなかった。イントロをすっ飛ばす等急ぎすぎ。練習ではうまく動いたので許したが動画を使うのはやはり無意味で危険だということだろう。今日の午前第1セッションは元気のある発表が多かったが、第2セッションは元気がなかったと感じた。1時まであったので昼飯を普通に食べたら午後が始まっていた。

午後:香取さんの仕事は真似ができない。難しい。笹本さんも相変わらず隙がない。千葉大数学に移るというのは物理では受け入れ先がないのかと思うとちょっと残念な気もする。もっとも(香取さんの共同研究者でもある)種村さんがいる場所なので環境は悪くないだろう。日永田さんの仕事は光藤君のものとかぶっている。