齋藤君

の最終練習につきあう。大体この話をParisでもする予定なので、いろいろと注文、疑似質問をしてきた。内容としてはずり流でのバンド状のクラスター形成のスローダイナミックスを議論したものである。定常状態では回転ありでも、なしでもほぼ理論解析とシミュレーションの結果は一致した。しかしダイナミックスはまだ分からない点が多い。途中で殆ど運動が止まった領域が出現するが、定常状態で運動論が使えるというのは、予期せぬ事である。学会では、僕の怪しげな発表より彼の発表の方が内容がずっとあるであろう。