非平衡A
一応、理学研究科の一般講義という名称がついているが実質はM1ゼミ。康村君と人環の冨田研のM1中島君のみの参加。冨田さんが研究科長で実質的にM1の面倒を見られないので、我々の授業で一緒に面倒を見ることになる。中島君は卒研でLandauer公式とKubo公式を繋ぐ試みをしたらしく、電気伝導の勉強をしてみたいとのこと。康村君は生物志向。武末さんが持ってきた本は非平衡のオーソドックスな教科書なので電気伝導の話とは整合するけど生物とは整合しない。ということで妥協の産物として関本さんの「ゆらぎのエネルギー論」を読むことになる。もっとも担当は武末さんが前期で私は後期。その他に、月1回のペースで計算練習の発表をすることにした。計算機をいじったことのない中島君には小澤 哲、D.W.へールマン 著「UNIXワークステーションによる計算機シミュレーション入門」を貸して1章を一月でやってこいという課題を出す。康村君には多体系のRunge-Kuttaのコード、そのための交通流のシミュレーションとFutzHugh-Nagumoの正しい境界条件下でのシミュレーション、それとできたら単純な差分ではなくY字接続した系の正しい格子の切り方を課題に出す。