1週目
は興味を持って参加したが、他の週との独立性が強く、テーマ的にも今後研究する事はおそらくないであろうという判断をして、積極的な参加はしなかった。昼ご飯も日本人の気の合った手合いと取ることが殆どであった。
5週間の滞在型
が終了。基研に居る限りは何年かに一度、回って来る義務であるが、2009年以来の大事業であった。2009年に比べると様子が分かっているだけにだいぶ楽ではあるが、それなりに精力と長い時間の準備をかけた研究会
今回は如何に手を抜くかとコミュニティの関心を考慮して3つの独立なテーマの滞在型と2つの通常型の研究会(厳密にはSFSを加えて3つとカウントすべきであろう)を組み合わせた。
それから
程無く(2011年の春?)に止せば良いのにNatureにsubmitし、速攻で断られ、Scienceにsubmitし、ある程度の時間をかけてrejectされ、Nature Physicsに出し、断られ、の繰り返しで、(私自身の計算自体は大昔で思い入れもない事もあり)論文は何時しか忘却の彼方になってしまった。(私はPREにでも出せば良いのでは、と意見したのだが、狙い過ぎなNikolaiは聞く耳を持たなかった。)しかし、Juergen Schmidtを中心に粘り強く努力を続けた結果、こうしてPNASの論文として陽の目を見る事になった。最終稿までは修士論文が引用されていたが、結局editorの判断でそれが落とされたのは少し残念ではあったが、やれやれという処であろう。